











[ VOIDちゃんビギンズ ] - VOIDちゃんソフビ
¥4,444 税込
送料が別途¥320かかります。
【2025.07.28 お昼すぎより販売予定】
VOIDちゃんソフビシリーズ、
[ VOIDちゃんビギンズ ] です。
【ワーストケースシナリオ】に登場する、[ ハツネちゃん ] に、ソフビになってもらいました。カラーごとに名前が変わる偶像ちゃんシリーズですが、今回はオオモトのVOIDちゃんです。
いろいろ塗装したりして、[ ハツネちゃん ] として登場してもらおうかと思っていたのですが、シカフェスさんとかで「自分で塗って楽しむのも好き」というお話も聞いたりしたので、今回はクリア成型の楽しさをいかした [ VOIDちゃんビギンズ ] で登場です。エメネちゃんより造形が見えなくなっちゃうかな、と勝手に予想していましたが、クリアでも見る角度で違う素材の厚みや光の透過具合で、かなり綺麗に凹凸が見えるので、塗ったver.だけだと勿体ない気がしちゃいまして。
あと、内側の成形時の "液ダレ" や、ちょっとした気泡もソーダみたいに見えるのがクリア成型の楽しさかとも思いましたので。
● 画像についてですが、
こちら [ VOIDちゃんビギンズ ] をお求め頂くと、画像 に写っているもののうち、「透明で中にオパルス的なのが詰まっている」もののみがご自宅に伺います。白いのや茶色いエメネちゃんは一緒になりませんので、ご留意下さいませ、
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● 時は198X年。
ある日スーパーのサッカー台脇、子供の目に留まりやすいよう巧妙に配置されたガチャガチャに投入されていた「悪魔の子 ゾンビーズ」。
カラフルグロい台紙に一目で惹かれ、既にオマケ付き菓子を買ってもらっているにもかかわらずねだり倒した挙句、筐体から最初に転がり出たのは「エメリウム」でした。
台紙の写真はカラフルに(グロく)彩色されてPOP感もありましたが、カプセルから出てきた成型色ママの薄茶色のエメリウムは、
「うわ、思ったより気持ち悪い……」
という衝撃をキッズ時代のわたくしに与えたのでした。
● 当時はスプラッター映画真っ盛り。
地獄のようなエログロ映画も「R指定」等なく、映画館発行の割引券にも真顔で「こども料金」表示があり、また『バタリアン』『スペースバンパイア』『13金』『ザ・フライ』等のおっぱいガンガン大写し映画もTVの洋画劇場でやっていた時代。映画の好みが偏りまくる中、ゾンビーズの台紙を見て、一番ほしかったのはタールマンぽい「グニャグニャ」で、次はオバンバぽい「キカーン」、その次は物体Xっぽい「ミステリアン」でした。
そのため後日、果敢にガチャにトライするのですが、回すたびに3度も連続で「エメリウム」が出てきたのには、何かこわくなったものです。(後に、お祭りか何かでソリの合わない猿のようなクラスメイトがグニャグニャを持っていたので、エメリウムと交換してもらったものです。ついに手に入れた達成感と、ながれるタールしたたり感を手で感じられて物凄く嬉しかったですが、それでもソリが合わない相手なので、あまり感謝の気持ちはわかなかったという悪魔的な記憶があります)
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● その衝撃から数十年。
「『悪魔の子 ゾンビーズ』に関わられた方々に、いつかお話とかきけたらなあ」
と個人間取引等で地味に当時の関連グッズを集めたりして過ごしていたら、2018年暮れ頃、当時シリーズを担当された造形師さんと出会う機会に恵まれました。
いやー、そんな事ってあるものなんですね。
「ご縁に感謝!」とか恥ずかしくて口にも気持ちにも出せない邪悪な自分ですが、この時ばかりは心の底から世界に感謝しました。世界への感謝のあまり、自分がゾンビーズに妙に思い入れがあると知っている周囲の人(3人くらい)に、相当ウザめにこの歴史的事象を伝えたので、彼らは相当世界への憎しみが募った事と思います。
それからコロナがあったりしつつ数年の準備期間を経て、ついに夢の合作(というのもオコガマシイですが!)が叶った2023年。
自分の描いたキャラクターを、まさかの憧れの原型師さんに実体化して頂いちゃった次第です(しかも原型は、近年メインで使われているという石粉粘土ではなく、80年代当時と同じように、ワックスの塊から削り出しては盛って頂いての作業という……粋なご計らいでご制作頂いてしまって泣きそうに感動しました)。
● ちなみに、
「ハツネちゃん」として彩色したものも販売したいと思っていますが、80年代のある日、カプセル越しにこちらを見るエメリウムに対し、スーパーのガチャガチャ筐体前で
【 あ、台紙のは色塗りの見本で、入ってるのは塗られてない単色なの!? 】
と思いつつ「キン消しもそうだな」と独りごちつつも「カラフルなのより単色の方が凸凹ハッキリで、気持ち悪くてコワイ」と何か真実に気付きつつあった気持ちを懐かしみつつ、初回の「エメネちゃん」に続いてキラキラしたのが見える仕様で登場、にしてみました。
よろしければどうぞ!
仕様は以下の感じです。
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●首が回る仕組みの2パーツ構成
●高さ:100mmくらい
●とがった部分があるので、小さいお子は気を付けてお過ごし下さい
●気泡がある場合がありますが、手作業による個体差なのでご了承頂けますと
●MADE IN JAPAN
●原型:は、こどもの頃からとても憧れていた方に80年代同様の手盛り蝋(ワックス)原型でやって頂きました。制作時の写真はご本人に確認してOKそうなら掲載できればと思っております
●順次発送予定
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写真では分かりにくかったら申し訳ないですが、上にも記載した、原型の方の造形で凹凸の陰影が無茶苦茶かっこいいと思います。なのでまずは塗りなしのVOIDちゃんをお楽しみ頂ければと(+思い出うんぬんで)敢えて成形色でリリースしてみました。
モチリとした雰囲気ですが、悪い子ではなさそうなので、よろしければどうぞ!
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● その他 :
手作業の製造工程により、どうしても発生しがちな初期キズや気泡、その他、個体による差異等があるかと思います。すいませんが、その辺りは「味」と言う事でご了承頂けますよう、お願いいたします。
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● 日本国外への発送は承っておりません
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